小さなキャンプ場のように、心落ち着く場所
WEBサイトをご覧いただいたことをきっかけに、ご相談をいただいたヘアサロンのリフォームです。
「多くの人が訪れ、自然と人が集まる場所にしたい」
そんな想いから名付けられたヘアサロンで、店名は「lill CAMP」
小さなキャンプ場を意味する店名からイメージを広げ、既存の空間をグランピングのような非日常を感じられる店舗へとリフォームしました。
自然の温もり、包まれるような落ち着き、あたたかさを感じる光が調和した空間を目指して店舗設計をしました。
使い込んだ木が、空間に温度を与える
[Before]

[After]

店内の床には、古材の杉足場板を採用しました。
ヘアサロンでは、日々のお手入れのしやすさからシート系の床材やコンクリート仕上げが選ばれることも多くあります。
しかし今回は、店名に込められた世界観を大切にし、木の質感が感じられる素材をご提案。
長い時間を重ねた木ならではの表情が、空間に深みとあたたかさを添えています。
既存の個室を、落ち着けるシャンプースペースに
[Before]

[After]

もともとあった個室は、シャンプースペースとして活用しました。
セットスペースとは空間を分け、照明も少し抑えることで、施術の合間にゆったりとくつろげる場所に。
壁と天井には漆喰風のクロスを用い、一部にはレンガ調タイルをあしらいました。
テントの中や洞窟にいるような、外の時間から少し離れられる落ち着いた雰囲気をつくっています。
役割に合わせて計画した、光の演出
[Before]

[After]

店内の印象をつくる照明には、裸電球のペンダントライトを取り入れました。
また、受付カウンターにはランタンを思わせるペンダントライトを配しています。電球色のあたたかい色味が、訪れたお客様をリラックスさせます。
一方、セットスペースには、髪色や髪の状態を確認しやすいスポットライトを採用。
雰囲気づくりだけではなく、美容室として必要な明るさにも配慮しています。
見どころ
外観には無垢材を使い、自然素材ならではの表情を生かしました。大きな窓からこぼれる光が、店内の楽しげな雰囲気を外へと伝えます。
店舗前は交通量が多く、車の速度も出やすい道路に面しています。そのため正面の幅を広く取り、走行中でもお店の存在に気づいてもらいやすいインパクトのある外観としました。
外観と内観をひとつのコンセプトでつなげ、照明の色や明るさ、動線、床や壁の材質にこだわることで、訪れるお客様が日常から少し離れ、自分のための心地よい時間を過ごせるヘアサロンが完成しました。